JunIwaoka

コードネーム U.N.C.L.E.のJunIwaokaのレビュー・感想・評価

コードネーム U.N.C.L.E.(2014年製作の映画)
4.0
2015.11.14 @ TOHOシネマズ 新宿

さすがガイ・リッチー!オープニングの曲からカッコよすぎて、目まぐるしく展開するアクションシーンに、個性豊かなキャラクター、デコボココンビのシュールな掛け合いは、いまでも中学生の頃に"ロック・ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ"を観たときの興奮を思い出させてくれるんだ。リメイクってのもあって70年代あたりに対するカルチャーへの憧れが色濃くて、すっかり廃れてしまった勧善懲悪もののエンターテイメントショーだったり、役者が美男美女でファッションもバッチリで、原作オマージュのレトロなカットと現代的な迫力あるCGの按配も絶妙で面白い!!サウンドトラックも次の日買ったよ。
ノンストップに突き進むテンポから一転したシュールな展開はなによりもガイ・リッチーらしくて、中でもカンツォーネをBGMに、トラックの中でサンドイッチを食べるシーンは腹抱えて笑ったよ。あんなの反則。キャラが"シャーロック・ホームズ"まんまで、互いの弱さを補う正反対な性格のコンビが、強かな女性に振り回されるという関係性も期待通り。勝気なギャビーを演じるアリシア・ヴィキャンデルちゃんが愛嬌たっぷりで華を添えていて、パジャマで踊る姿がとにかく可愛いくって、恋しちゃうのがうんうん分かるよ分かるって。それにしても敵役のエリザベス・デビッキのレディ・ガガっぽいメイクは、元奥さんのあの人への当てつけなんじゃないかって思ってしまった。迷走期の"リボルバー"の二の舞にならないかって心配したからホント別れてよかったよ。笑
敵対してる国のスパイ同士が、互い国の利益が合致して協力せざるを得ない状況になって、次第に敵対関係を忘れてしまうところがいい。プロフェッショナルという意味では現代的ではないけど、自分の使命や利益よりももっと大切なものがあるよね〜って今だからこそハッとさせられる。まぁ心に残るような映画では全然ないんだけどね。帰り道に「あー面白かったなぁ〜」って声に出したいくらいだったよ。

続編ありますよ!的な終わり方だったけど、たまにはイギリスのただのチンピラの話が観たいよー。ちなみに"ロックンローラー"の続編やんないの?やりません?