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コードネーム U.N.C.L.E.のkogemarukiyominのレビュー・感想・評価

コードネーム U.N.C.L.E.(2014年製作の映画)
4.0
アメリカとロシアのスパイが東ドイツの協力者?と、裏ではイギリスの思惑も混ざりながら繰り広げられるイタリアでのミッションのお話。凄い多国籍感!
前科者で重度の色男CIAのソロとシャイでメンタル弱くて驚異の身体能力を持つKGBのイリヤ…ってキャラ設定でまず心を掴まれる。
60年代という時代背景的に当然最初は敵対してるけど、仕方なく組んでるうちにお互いの得手不得手をカバーしながら認め合ってく流れが凄く共感できる。
ソロがルディ伯父さんに拷問装置で遊ばれるシーンで、暗い部屋でルディ伯父さんが垂れ下がった裸の電球を揺らして自ら生い立ちを話すのだけど、光と陰具合がサイコパスっぷりを見事に演出!
ソロが電気ビリビリに悶える姿もやっぱりイケメン。
アクションに派手さはないけどとにかくオシャレでBGMもカッコよい。元ネタのドラマも観てみたい。