アンタレス

コードネーム U.N.C.L.E.のアンタレスのレビュー・感想・評価

コードネーム U.N.C.L.E.(2014年製作の映画)
3.8
CIAきっての腕利きエージェントである、ナポレオン・ソロ(ヘンリー・カビル)は、ある目的のため、ギャビー(アリシア・ヴィキャンデル)を連れ、東から西へとベルリンの壁を越えた。その際、凄まじい執念と身体能力で自分達を追ってきた男がいた。後に発覚したその男の正体は、ロシアの諜報組織KGBのエージェント、イリヤ・クリヤキン(アーミー・ハマー)だった。
新たに任されたミッションのため、ソロはイリヤと手を組み、核兵器の拡散を企てる組織を制圧するため一路ローマへ向かう。


今作は、ドラマとしてシリーズ化されていた『0011ナポレオン・ソロ』のリメイクに当たる。
ナポレオン・ソロはお洒落でクール。しかし女とギャンブルに目がないプレイボーイ。対するイリヤ・クリヤキンは真面目で堅物。正に正反対な二人ではあるが、次第に認め合い協力し合うようになる。バディムービーの醍醐味といえるような展開で、かなり楽しめた。
派手さは控えめながらスタイリッシュなアクション、テンポよく飽きさせないコメディ、起承転結のしっかりした脚本と、かなりクオリティの高い作品に仕上がっていると感じる。
続編を期待したくなる良作だった。
アンタレス

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