うぇすと

リトルプリンス 星の王子さまと私のうぇすとのレビュー・感想・評価

4.0
私が星の王子さまを読んだのは、確か小学校の高学年か、中学生になりたてくらいの時だったように思います。その時は、理解したようなしていないような、曖昧な気持ちのまま読み終えてしまいました。
この映画を見るうちに、内容を思い出すと同時に、作品に込められた意味が少しずつ分かってきたような気がします。
平日の夜にも関わらず映画館には子ども連れの方が多くいらっしゃいましたが、正直この映画は大人向けだと思いました。

“問題は大人になることじゃない、忘れることだ。”

大人が手を胸に当てて、じっくりと考える時間を作るための映画だと思いました。
もちろんお子さんが見ても分かりやすいよう言葉が選ばれていましたが、想像以上に冒険的な要素が少なくて、子どもが進んで何度も見たがるような内容ではないかな?と思いました。
星の王子さまに深い思い入れのある方からすれば、物語のその後について描かれた今作は賛否両論分かれて当然だと思います。しかし、私は見て良かったなあと心から思える作品でした。
星の王子さまをもう一度読み直すチャンスをくれたこの作品に、感謝を込めて。