MASAYA

リトルプリンス 星の王子さまと私のMASAYAのレビュー・感想・評価

3.1
『星の王子さま』の話を聞いて、世界が変わった女の子と王子さまの"その後"を描いたアニメーション映画。

スコアから分かると思いますが、結論からいうと、期待値は超えてくれませんでした。

ピクサーのようなクオリティーを感じさせる入りはよかった。臨場感のあるCGアニメーションや、主人公の女の子の環境の変化から始まるストーリーはつかみとしてはグッド。

しかも親の言われるがままに勉強していた女の子が隣の怪しい家の老飛行士との出会いによって、最高の友達ができ、世界が変わるという流れなんか最高だったと思う。そこに関しては『ヴィンセントが教えてくれたこと』と通じるとこがあって文句なしに良い。本当に好きなものを見つけた子供の輝きを感じた。

でも後半がパッとしなかった。王子さまのその後を描くのはいいけど、あまりにも面影なさすぎる。純心の欠片もない。しかも設定がよろしくない。前半に登場させて星々の住人をそういう風に使っちゃうのかといった具合で残念。一気に盛り上がりが下がった。

まあでも原作を再現する場面ではストップモーション・アニメーションの暖かみのある映像で、まるで本を読んでいる気持ちになれたし、「星がきれいなのは、見えないところに花が咲いているからだよ」などの名言も聞けたから観た価値はあったかなと。

原作をもう一度読んでみたくなりました。

2015.12.10