僕はこれ結構好きだなぁ。
ストーリーも好きだし、描写も好き
歳の割に大人びた少女
歳の割に子供じみた老人
その2人が出会って生まれる化学変化
少女が初めに老人に本の内容に質問する際に、「だってこうならったもの」「それはまだならってない」なんて、まるで教科書がこの世のすべてのような言い草なのはなんだか響いたなぁ
僕もまだ学生で中学の頃はそんな風に思ってたりしたんだよなぁ
機械的な世界って言うのが説明がなくても配色や建物の形ですぐにわかる
大人の世界の大人たちの猫背や目の下のクマや全員が歩いて止まってどこかサイコパスじみた異様な光景
もう、全部が好きだなぁ
映画館で見て今回DVDで借りて見たんだけど
星を砕くシーンのあの星って女の子が掃除機で吸い取った星なんだね、やっぱり1回だけだと気づかないもんだなー
星を砕くと大人たちが仕事に猛烈に取り組むのは星=子供の頃の夢だったんだろうか
それと、不要なものを必要なものに変える工場？的なところでヨットや飛行機とか子供の頃の好きになりそうなものがすべてクリップに変えられるのもなんだか響いたなぁ
書類を挟むクリップごときが大人になると夢よりも大きなものになるんだろうか
僕は子供だからこれを教訓として見ることしかできなかったから、今度は大人になった時に見よう。
何かを忘れた様な気がしたときに
その時はまたこの映画は別の顔を魅せてくれると信じてる
