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夜に生きるのtobitsukijackのレビュー・感想・評価

夜に生きる(2015年製作の映画)
3.6
法で縛れば縛ったなりの、闇の網、新たな犯罪、巻き込まれるヒト、悲しみや傷みを生み、法を解けば解いたなりの事が起こるのだろうけど、ひどかった過去を思えば、再び縛る必要は無いままに時が進んでいるのだろうし、法を解くことが可能なのだという希望にも見えたし、様々な人種が絡み合って土地から土地へ移ってゆく流れは、島国日本では難があるからなぜかしら羨ましくも思えるのです。時を経ても何かしら止まぬ争いを、これからどのように過去を示し伝えるのか?という後半にも思えました。やっぱりエル・ファニングの表情力は効いていました。
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