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夜に生きるのMountainDewのレビュー・感想・評価

夜に生きる(2015年製作の映画)
3.6
キャストもよし。ハードボイルドで
強い信念がある男の世界。
やれやれ
このご時世にまだギャングものっすか。
「欲望のバージニア」と同じく禁酒法時代
を描くクライム映画でした。
大好きよ。「ゴットファーザー」や
「アンタッチャブル」に魅力された人間
ですもん。嫌いなわけないじゃない。
序盤から中盤はこれこれ、この感じと
意気揚々と画面に食らいついて居ましたが
核であるホワイトに復習を決意してからの
フロリダ州タンパでの展開が
少しトーンダウン。小洒落たやりとりと
ギャングらしい、冷徹な一面を
見せてくれるシークエンスではあるものの
序盤からしたら地味になりしかし
そこから貯めに貯めてのクライマックスの
高低差アクションと余裕のラストシューティング。かっこいい〜
「ザ・タウン」でもそうでしたが
ハメられ何の気なしに這い上がる男を
演じるとベン・アフレックは映えますな。
要所に垣間見える、ギャングの怖い手口が
ゾクゾクきちゃいました。
ちょっとネジの外れた役をやらせると
しっくりくる。エルファニングも良かった。目がイってた。
序盤しか出てこなかったが不器用だけど
息子はなんだかんだ心配な親熊のような
ブレンダン・グリーソンも好き。
あと1920年代のファッションは自分にドツボなのが今作で確定した。
足を組んだときの革靴と靴下の感じ
ベストやサスペンダー
かっこいい〜ハットのリボンも可愛らしいよね〜
脇道に逸れましたが古き良いギャング映画としてはまずまずなのではないでしょうか
そんな映画。
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