風来坊

夜に生きるの風来坊のレビュー・感想・評価

夜に生きる(2015年製作の映画)
3.5
もっと硬派な男臭いマフィア物かと思っていたけど、発端は女性絡みでその後も女性絡みの話で期待していたのと違いました…。突然湧いて出るKKKや突然宗教女や悔い改めよバカの印象が強くて、マゾ…いやマソとホワイトと言うマフィアのボスが空気になってしまっている感があります。KKKの差別野郎の退場シーンはスカッとする。

最近は緑の人というイメージが付いてしまったゾーイ・サルダナが情熱的で芯の強いヒロインを熱演していた。ベン・アフレックは何時ものといった感じの安定感。白のスーツが良く似合う。古い町並みの再現や時代考察は細やかでこだわりを感じます。クラシックカーでのカーチェイスシーンは迫力抜群。

人と人との絡み合いをメインに描いているためアクションシーンは少ないし抑えめ。それでもクライマックスの銃撃戦は見応えあり。ラストは同じくベン・アフレック監督作の「ザ・タウン」のような切なくも淡い余韻があり良い。

ギャング、マフィア映画としてはイマイチですが、一人の男の生き様を描いた犯罪映画としてはなかなかの秀作じゃないかなと思います。でも夜に生きていた感じはほぼ無い(´・ω・`)