YuukiImazu

プロミスト・ランドのYuukiImazuのレビュー・感想・評価

プロミスト・ランド(2012年製作の映画)
3.7
久々に鑑賞。
シェールガスの採掘権を得るために奔走する主人公を描いた作品。注目される次世代エネルギーが及ぼす環境破壊などの社会問題に、ごりごりに言及する作品ではなく、あくまでもこれはヒューマン・ドラマ。

企業の利益やら出世を優先して、ビジネス一辺倒だった都会の男が、いつの間にか失っていた『大切なこと』に気づく、というシンプルなもの。淡々と展開しながらも、シェールガスをめぐって主人公と敵対する存在や、『おっ』と驚かされる場面も用意され、飽きさせない作りがグッチョ。

物語の舞台となる純朴な田舎町の風景を空撮ショットで度々捉えるあたりは、主人公だけでなく、観ている側も心が洗われるような心地を覚えますね。短い場面に登場するレモネード売りの少女が、マット・デイモンの心にとどめを刺す。