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フランシス・ハのデイのレビュー・感想・評価

フランシス・ハ(2012年製作の映画)
4.2
ずっと観たかったやつ☆!!
って、えー??アメリカ映画だったのね。
ずっとフランス映画だと思ってましたよ??本当に観るまで思っていました。

全編モノクロ。
音楽も本当に白黒の映画時代の音楽っぽくて
なんならチャップリンの映画音楽?とか思うような…。

そして、登場人物たちの会話劇…たくさんの会話…会話…会話。

少しでも時が経つと忘れてしまいそうになるたくさんの言葉たち。

登場人物も多くて、少し人物相関図に戸惑ったけれど、主要人物5〜6人ぐらい捕まえておけば大丈夫かな?

27歳のフランシス。
「I Love you!」と言えちゃうほどの大親友ソフィー(なんと!スティングの娘さんでしたかー。これから期待な女優さんさんです☆)
レズビアンじゃないけど老夫婦みたいな感じ。
って言うぐらい親友のソフィーが大好きで
ソフィーの為ならカレシとだって別れちゃう。(まあ、カレシのことたいして好きじゃなさそうだったけど)

そんなフランシスだからソフィーのカレシにも嫉妬しちゃう。

そんなふうに思える友達がいるフランシスが羨ましい。

でも…
そんな大好きなソフィーが自分に何も話してくれず、ルームシェア解消したり、カレシと日本に住む…とか…

なんで話してくれないんだろ?って気持ちザワザワしちゃってるのに、決してソフィーを責めないフランシス。

それだけソフィーのことが大好きだったんだろうけれど。
きーぃ!!って大ゲンカしても仲良しって感じもある意味'アリ'なんだけれどもな。

ダンサー見習いでダンサーで食べて行きたいのに、ダンスカンパニーからメインダンサー外されちゃって、事務の仕事?イヤです!!

友達が離れていき、お金も底をついてきて、カレシも居ないし、住むところも無くなっちゃう。

なんか、大丈夫じゃないのに、大丈夫だよー。とか言っちゃうフランシス。
っていうか、なんとかなると思っている…。

2人の男性…ベンジーとレヴとルームシェアすることになっても惚れられないところ…。
ベンジーに「非モテ女でしょ?」とか言われちゃう。

なんか…普通…(っていうか普通って何?!)男の人に取り合いされたりモテたりするのに…そうじゃないところも良かったなー。

27歳かー。
フランシスは年下の女の子…多分10代ぐらい?に
「27歳にしては老けてる?っていうか…顏がオバサン?」とか言われちゃうし(>_<)!!
27歳を通り過ぎた私からしたら、まだ27歳でしょ?って思うけれど、10代の女の子から見たら、27歳?もうオバサンじゃん!!ってなるのかな…

フランシスはちょっと不思議ちゃん…
27歳だけれどふあふあしていて、地に足が着いて無いの。
でも親に頼ったり泣き言を言ったりネガティヴじゃないところがまた良かったな…。

パリに突然2泊で行ってみたり…
パリに在住してる友達の携帯に何度も連絡入れるも留守電で無視されちゃったり…
こういう小さなチクっとしたところ分かる分かる(T_T)。

したい事を貫く強さも無くふあふあしていたフランシスだったけれど、最後の自分が嫌だと思っていた仕事をやってみて、表情変わってキラキラしてたところも良かった。

「フランシス・ハ」の意味も最後に分かる。
ネタバレ禁止ね☆

フランシスが夜道を走るするシーンでデッヴィッドボウイの"モダンラブ」が流れて来るシーンがとても好き☆疾走感が…。

あとね…ちょっとしたことだけれど、ベンジーに教えて貰ったメマイの治し方をソフィーにしてあげるシーンも良かったな♪

この映画は今27歳前後とか27歳を過ぎた人に観て欲しいなー。
多分、まだ学生だったら、こんな感覚きっと分からないだろうな。

確かに私も27歳の時ふあふあしてたわ(笑)。

全編モノクロだったけれど、何故か脳内はカラー再生されている不思議…そんな映画でした。


余談
ソフィーが東京にカレシと一度住んで、アメリカに戻って来て
「東京なんて大嫌い。やっぱりニューヨークが良い!!」って言うんだけれど
ああ…そうですか…。がっくし。(笑)