フランシス・ハの前髪くしゃ男のレビュー・感想・評価

都会で暮らす大人になり切れない大人の話。テンポも良いしとってもオシャレな映画。何しろ2012年の作品で白黒だしね。いくらでも悲惨に、重く描けそうなアメリカンニューネマみたいなストーリーをとても軽やかに明るく描いているのは好感が持てた。それでいてリアリティは失っていない。
自分が足踏みしている間に友達達が先に行ってしまう焦りや寂しさはとても共感出来る。