Ken

フランシス・ハのKenのレビュー・感想・評価

フランシス・ハ(2012年製作の映画)
3.6
2020年193本目。
モノクロでちょうどいい華やかさというか、にぎやかさのある作品だった。

とにかくフランシスのテンションが高い。元気。会話もテンポ良く突っ込みが入る。動きも激しめ。
モノクロでちょうどいいって思えることなんてそうそうないぞ。モノクロでちょうどいい色鮮やかさ。きれいだったぞ。
これカラーだったら、もう情報過多間違いなしだなーってぼくは思いました。

あと、アダムドライバー、モノクロだとイケメン度合い爆上がりするな。


David BowieのModern Loveが随所に流れる。最初はニューヨークの街並みをフランシスが飛び跳ねながら走るシーンに合わせて流れる。リズムも相まって素敵なシーン。
そしてパリに行った時とか、フランシスの元気がない状態で歩くシーンでも、同じ曲が流れる。そうすると曲の印象もとても変わる。おもしろい見せ方だったな。結構印象的だった。


お話は見る人によってすごい価値観でそう。あとは年齢も関係しそう。
出ている人たちのナチュラルな雰囲気がすごかった。会話だったり空気感だったり。だから変化とかも自然だし。映画というより実在の人物を覗き見した気分になった。


27歳ねえ。
もう若くはないよねってやめろ。
ぼく先日29歳になったところなんですけど、フランシスがパリに行くみたいに唐突に京都に行くことを半年前くらいにやっているんですよね。
後輩から久しぶりに連絡あってうれしくって、今週いつ暇?って聞いたら明日!って言われたから飲みに行った 笑

そろそろフランシスのように落ち着けってことですかねえ。でもその落ち着きって良いものなのかなー。
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