ゴロフキン

監視者たちのゴロフキンのレビュー・感想・評価

監視者たち(2013年製作の映画)
3.9
ものすごい記憶力で犯人を追い詰める警察の特殊部署「監視班」の新人捜査官の成長と活躍を描いたお話。
冒頭、なんの説明もないまま始まる地下鉄内部での記憶力テストのシーンで掴みは完璧。
対象者の全行動を完全に記憶してしまう主人公、子豚ちゃん(ハン・ヒョジュ)の能力もすごいですが可愛さもすごいです!
韓国の女優さんはどうにも見分けがつかない人多いけど、この人は覚えたですよたぶん。
本来はチョン・ウソン目当て。こちらもよかった。今回は頭脳明晰で冷酷な強盗グループのリーダー、相当なキレ者。万年筆がラッキーアイテム。でも出番も少ないし、クールで寡黙な役どころなんで「こんなんじゃウソン全然足りん」と思ってる方は多いと思います。
捜査現場をモニターで俯瞰で見せる演出は状況がわかりやすく、自分には目新しかったです。ただ、動物の名前を使ったコードネームはかえって混乱するかも「毒ヘビ?そんなのいたのか?」ってなります。ちなみにハイテクIT全開の捜査ですが、アクションもしっかり手抜きなし!でやってくれてます。
一度で充分面白いのですが、見直してみると序盤から至るところに伏線が撒かれていて、それがきっちりきれいに回収されてます。二回目でもっと面白くなる映画かも、ほんとオススメ。
ゴロフキン

ゴロフキン