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監視者たちのAZのネタバレレビュー・内容・結末

監視者たち(2013年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

冒頭の掴みがうまい。ぐっと引き込まれた。

ストーリーもそうだがキャラクターもしっかりと作られている。ちょっとした仕草、視線や行動によりその人の能力が伝わってくる。

監視者側視点を中心に進むが、やはり犯罪集団のラスボスの強キャラ感がすごい。韓国映画は昔から暴力表現に長けていたが、付随してアクションシーンも見応えがある。実際の犯行の際は自分の手は汚さないのだが、裏では徹底的に害になるものを強靭な肉体と技術でボコボコにする。しかもその躊躇のなさがリアルで恐ろしい。確実に首と腹を狙ってくるところもその人格が現れている。この確実性があると、距離の近いシーンに緊張感が出てくる。

記憶というテーマは面白し、使い勝手が良いなと思った。超人的な記憶力により時系列を飛び越えて過去にいける。まさか冒頭のシーンが終盤に繋がってくるとは。。

かなり面白かったけど、若干終盤間延びしていたかも。それにしてもハン・ヒョジュがめちゃくちゃ美人でそれだけで見てられる。
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