ペコリンゴ

人生は、奇跡の詩のペコリンゴのレビュー・感想・評価

人生は、奇跡の詩(2005年製作の映画)
4.0
記録。
夢の中で、もう一度夫婦になる。
「ライフ・イズ・ビューティフル」同様、恋愛と笑いに戦争の要素を盛り込んだ、ロベルト・ベニーニのコメディドラマ。

イラク戦争勃発後のバグダッドで、愛するヴィットリアは意識不明の重体となってしまう。そんな彼女を回復させようと、詩人アッティリアは、銃声と爆発音が鳴り響くなか必死で駆け回る。そんなお話。

本作も愛が深い。
ベニーニ演じるアッティリアは「ライフ・イズ〜」のグイド同様に底抜けに明るく、よく喋る。何となく一般的な詩人のイメージとは違うけどコレはコレでイイ(笑)
そんな彼が、動かず物言わぬアッティリアに絶え間なく喋り続けるとこでもうちょっと泣いてまう。

友人役でジャン・レノ、本人役でトム・ウェイツが出演。サダム・フセインの肖像画が印象的。