ろ

アントワーヌとコレット/二十歳の恋のろのレビュー・感想・評価

4.5

二人して道を歩んで
二十歳の恋を美しく歌う


30分の短編ですが
これ、めちゃくちゃ好きだなぁ。

「大人は判ってくれない」
あんなに切なくて悲しいラストシーンだったのに、この映画のアントワーヌは立派に働いて、生活している。
なんてかっこいいんだろう。

でもやっぱり人生はうまくいかない。

クラシックコンサートでよく見かける女の子に声を掛けた。
アントワーヌはその女の子コレットのことが、どんどん好きになる。本やレコードを貸したり、カフェで長い時間語り合ったり。
それでも恋人にはなれない。

アントワーヌは手紙で告白し、コレットのアパートの真向かいに引っ越す。
彼女の両親に気に入られ、食事に招かれるようになる。


次第に冷たくなるコレット
じれったいアントワーヌ

レコード盤って一瞬で、魔法みたいに
あの まるい形になるの。
あんなふうに、もっと簡単ならいいのに。


不幸な恋も 幸福な恋も
若者には人生の試練

流れてきた歌に救われたのは
きっとアントワーヌだけじゃない。