このレビューはネタバレを含みます
本作の監督は、本当はエドガー・ライトのはずでした。
元々、別の作品に取り掛かっていたエドガーに『アントマンの監督をお願いしたい』というディズニーのゴリ押しがあって、手掛けていた作品を脇に置いたまま、アントマン製作の準備をした訳ですよ。
それを「さあ撮影だよ」という段階で『やっぱりあんたじゃダメだよ。監督をクビね。でも脚本とキャラ設定はそのまま使うからね』という横暴なディズニーによって、ずいぶん傷つけられたエドガーなのでした。
ある取材で『アントマンをご覧になりましたか？』と聞かれたエドガーは「アントマン？何？ソレ？」と答えたほど深く傷ついている訳です。
なので、これまでは「アントマン」を観たいとも思いませんでした。
が、作品に罪はないし、エドガーの脚本(クレジット削除されてるヽ(`Д´)ﾉﾌﾟﾝﾌﾟﾝ)なんだから面白くない訳がない。
そしてアントマン&ワスプを観る前に、観ておく方が楽しめるという勧めに成る程と思い直して鑑賞しましたら、コレが期待を上回るほど面白かった。エドガーのお友達ジョー・コーニッシュが残ってたからね。
ディズニーは、エドガー・ライトだけでなく、ジェームズ・ガンまでも解雇という心ない処分を下した。ついにGotG.vol.3は宙に浮いたまま無期限停止状態になっちゃった。ジェームズ・ガン本人が、それを納得して受け入れたんだから見守るしかないけど。ファンにしてみれば本当に辛い。
※2019年3月16日。
ディズニーが、ジェームズ・ガン「GotG.vol.3の監督復帰」を決定!!
ジェームズ・ガンのGotGが観られるのは嬉しいが、ディズニーに対する不信感と怒りは変わらない。
が、とりあえず喜ばしい( ﾉ^ω^)ﾉﾊﾞﾝｻﾞｲ♪
