レオ

アントマンのレオのレビュー・感想・評価

アントマン(2015年製作の映画)
3.7
マーベル作品の主人公って超絶スペックをヒーローになる前から持ってるイメージでしたが、アントマンは前科持ちの元サーティワンアイス店員という珍しいスペック!
(でも紐解くと、前科は正義故の行動と分かるわけですが…。)
『世界平和!』を謳うのではなく娘の為に更に犯罪を重ねちゃったりするし、またサポートとなる博士も主人公を使い捨てる気満々で、ヒーロー物としてはあまり気持ちよく観れなかったかも?

小さいヒーローを掲げるだけあって、1.5cmのアリ目線の世界は新しい!
(ペット目線はよくあるけど)
アリンコが命令に従って従順なのが可愛いです、アリを可愛いと思う日が来るとは…そしてアリに詳しくなってしまう。
ミクロ世界のVFXがもちろん見所、細部もこだわってるなぁーと思います。

ストーリーのメインは、着ると小さくなる兵士用スーツの開発となりますが、『小さい』というばスパイ向きなイメージを払拭してパワーもとんでもなくなるのが売り!
等身大の兵士も倒しちゃう!!
でもラストの子供部屋での一騎打ちでは兵士を倒す程のパワーが観られず…。
(ただしコメディ目線で観るととても面白かったです)

この作品は…トーマスに何の恨みがあるのか…。

個人的にアントマンのスーツ部分はメカニックぽくて格好良さがあるのですが、メットのデザインが苦手でして…。
なんか、こう、ひょっとこ感があるんですよねぇ…。

アベンジャーズの外伝ぽさがありますが結構本編に食い込んでるので、是非ともアベンジャーズもといシビル・ウォー前にご鑑賞下さい。
レオ

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