課長とヒロシ

マスター・アンド・コマンダーの課長とヒロシのレビュー・感想・評価

3.8
ヒロシ(以下ヒ):『トゥルーマン・ショー』、『今を生きる』のピーター・ウィアー監督の海洋スペクタクル巨編、ナポレオン戦争渦中の18世紀、イギリス海軍サー・プライズ号艦長の「ラッキー・ジャック」ことジャック・オーブリー艦長は南太平洋におけるフランスの私掠船、アケロン号の追跡と拿捕を命じられ出港する、しかし目標は自船の2倍の速力と攻撃力を持つ「幽霊船」だった、、

課長(以下課):138分のストーリーは、アケロン号との闘いに全振りしてるから、舞台はほぼ船の中だし、そんな閉鎖空間で戦闘だけじゃなく船内で起こる様々な問題や人間模様をみっちり描ききってるからかなり重厚さを感じるよな

ヒ:限定された舞台で長尺ですから間延びするかと思いましたが、全然そんな事なかったですよねー。ドラマパートと戦闘パートのバランスも良くて楽しめました!ラッセル・クロウさんとポール・ベタニー(『アベンジャーズ』のビジョン役の人)さんのコンビも良かったですね

課:2001年の『ビューティフル・マインド』でも友人同士だったが、強面のラッセルと繊細なポールのキャラクターが合うんだろうな。お互い全力で罵倒し合いながらも心の底から通じ合ってる感じがナイスだ!、、ただこの二人以外にもかなりの人数に焦点を当ててるから、途中で誰が誰だかわからなくなるのが難点かな

ヒ:皆さん同じ格好してますし、船上生活でボロボロですから、見分けがつかなくなりますよねー(笑)まあともかく、歴史スペクタクルとしても、群像劇としても楽しめる作品です!オススメですよー!

ストーリー 4
キャラクター4
世界観   4
演出・演技 4
音楽    3
リアルブラックジャック⁉️度99
課長とヒロシ

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