ラッセル・クロウ主演の”海の男”をテーマにしたアドベンチャー。
どうもこの映画、当時の海の男を表現した傑作とかいう触れ込みで評判が良いかったようだけど、個人的にはなんか物足りないと感じた。
元々、かなり長い小説の一部分を映画化しているようなんだけど、アケロン号という冒頭に出てきた海賊船？との駆け引き？がメインで話しが進む。で、どんな強靭な敵が出るかと期待したが、かなりあっけなかったという印象。
いろいろなエピソードはあるけど、なんか原作の雰囲気（あるのかないのか分かりませんが）が伝わってこなかったかなぁ。
ラッセル・クロウはこの映画の役作りのために体重を増やした（太った）ようだが、それが鈍重なイメージを感じさせ、船長としてもひとりよがりに思えるようなシーンが少なくない。
