わだげんた

バブルへGO!! タイムマシンはドラム式のわだげんたのレビュー・感想・評価

3.0
「へえ。バブルってそんなに凄かったんですか。」

ホイチョイの人たちっていまだにバブル引きすってる集団No.1なんじゃないかと、スピリッツの連載読むたびに思ったり。

バブルを熱狂して、体感して、楽しんだんだろうなぁ。バブル最盛期に『私をスキーに連れてって』当てたりしたんだし。そういえば、『彼女が水着に着替えたら』がビデオ化された際にレンタルビデオ屋さんでバイトしてたんですが、販促物が凄く豪華だったのを思い出しました。スキューバダイビング用の道具とかカバンとかが送られてきて、ハワイに行く予定のバイトの先輩がそのまま拝借してたな。結構しっかりした製品でしたよ。金余ってたんですね(^_^;)

学生から社会人になりたての頃がバブルでしたが、僕自身はそんなにバブルの恩恵を受けなかったf(^_^)

ってか、むしろそういう華やかな世界を敬遠してた。アッシー君だの、メッシー君だの、三高(高身長、高学歴、高収入)だのを冷ややかにみてました。

うーん。素直にバブルに浸かれば良かったかも(笑) 田舎の同級生で大学デビューした女子とか、凄くブイブイ言わせててビックリしたな。ワンレンボディコン眉極太(笑) 芸能人に会ったとか自慢されたり。

とはいえ、そんな僕でも好景気のオーラはガッツリ感じられて、まあ、今だと有り得ないアルバイトとかゴロゴロありましたし、学校にも小金持ちみたいなやつがいて、就職に関しては「就職戦線異常なし」の世界そのままでした(^_^;)

可愛い女の子なんかは夢のような時期を過ごしたでしょうねー。

OKバブリーーーー\(^_^)/

さてさて、映画の話。
公開時に観て10年ぶりの再鑑賞。

10年ぶりと言うのが思わぬ効果で、映画の中の未来予想の答え合わせができちゃうわけです。あー、なるほど。映画ほどにはひどい世界にはなってないけど、ほどほどに当たってるのね。

バブル時代から→10年前
だと服装や女子のメイクが劇的に変わってるけど、
10年前→現在
だとそんなに違和感なく。

バブル→10年前→現在
で劇的に変わってるのはやっぱり携帯電話事情でしょうね。ホントにドラえもんですよ、スマホは。

懐かしかったのは都営新宿線の曙橋駅の様子。フジテレビがあって、今とは考えられない賑わいで。バブルの頃はまだ自動改札じゃなかったんですね。

演じてる俳優さんの製作時と現在の違いも感慨深い。
主演の阿部寛さんはよりいっそうの飛躍を遂げ、広末涼子圧倒的に可愛いかったし、当時大活躍だった飯島直子さんは露出が少なくなり、逆にちょい役で出てる有吉さんは今や大スター。吹石一恵は幸せな結婚生活を送り。。。

飯島愛さんも出てるなぁ。。。

お話は

偶然タイムマシンを発明した田中真理子。彼女は経済破綻を防ぐため、ある法案が採用されるのを止めるためにバブル時代にタイムスリップ。ところが、しばらくすると消息がわからなくなってしまう。

その母を探すため、そして、経済の壊滅的な崩壊を防ぐためにバブル時代にタイムスリップする真理子の娘・真弓は。。。

ってお話。

しかし、バブルももう結構な昔ですね。しみじみ。
わだげんた

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