肉鹿

メトロマニラ 世界で最も危険な街の肉鹿のレビュー・感想・評価

4.0
フィリピン。田舎で農民として暮らす家族は仕事を求めて大都会メトロマニラに引っ越すが、待ち受けていたのはさらに過酷な現実だった———「フローズンタイム」で注目を集めたイギリス人監督ショーンエリスが全編フィリピンロケを敢行。

戦争映画ぽい見た目と違って家族の絆を試されるお話。でも絶望感が強すぎて徐々に心が温まる感じはそんなない。
切迫。切実。そんな言葉ばかり浮かびます。

このまま最後まで一切希望もなく進んでいくのかと思ったら、意外と希望と絶望が交互に押し寄せてくる展開でドラマチックでした!飽きない😆

さらに物語の鍵となるジャイアン似の上司の存在感が強くて、こちらも良いジャイアンと悪いジャイアンが交互に現れるようで人間味溢れてて素敵✨

ハッピーエンドかバッドエンドか人によって意見分かれそうなエンディングもとても好みで、余韻たっぷりにエンドクレジットを眺めれること請負🥰
肉鹿

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