yamasan

リトル・フォレスト 冬・春のyamasanのレビュー・感想・評価

4.0
手先は器用だが、ちょっと生き方に不器用ないち子。
いろんなものと向き合わず逃げてきたいち子。
その場その場を一生懸命に取り繕ってごまかしているのかもしれないいち子。

厳しい冬の景色と相まって、愛ちゃんのナレーションがグッときて…なんか泣けてくる。

「何でもいいタイミングっつうのがあんだ」
「人のズルいとこ分かんのは、自分にもおんなじ心があっからだど」
小森のお年寄り達の言葉がまた心に響く。

人生は "円" ではなくて "らせん"。
おんなじとこグルグル回ってるんじゃなく、見方を変えれば上にも下にも、横にだって…。
母からの手紙もこれまた響く。
遠回りしたっていい。オレもまだ頑張れるよな。


冬/春も愛ちゃんの食べた後の大袈裟じゃない抑えた満足顔がリアルで好き。
あずき料理のバリエーションがヤバすぎ。湯気の出てる納豆餅、キャベツのかき揚げもうまそー。