ロビン

リトル・フォレスト 冬・春のロビンのレビュー・感想・評価

3.8

前作の 「リトル・フォレスト 夏・秋」 と本作を観て完成する作品。
きれいに 夏・秋・冬・春 を分けて画いた堂々3時間40分 の大作。
現地で1年間まるまるではないだろうけれど、同じ場所や家で生活したそのままを、オールロケで撮影しているスタイルがいい雰囲気を醸し出している。

前作も含めて実にステキな料理に沢山出逢える作品。
そんな中にも、大自然の中で生きていく大変さもきちんと画かれている。
大自然の中で暮らすことの厳しさや大変さ、そして本当の意味での喜び等がきっちりと集約されている。
1つの作物を収穫するために、1年前から念入りに準備をしたりする様子なんかに、改めて「食べる」ことの尊さを感じさせられる。
ただある意味「ひたすら料理を作る映画」なので、興味がない人には不向きかも。
それと前作もそうだけど、きっちり季節分けてる感出したいのは分かるけど、エンドロールが2回ある必要性はあまり感じない。

自家製の納豆で作る納豆餅、あ~食べたい!
小豆料理の数々もいい!
そして、鱒と春のめぐみのパスタめちゃめちゃ美味しそう!





【ネタバレ】
  ↓


ひとつモヤモヤ感あったのは、母との関係が中途半端なままで終わったので、スッキリさせて欲しかった。
でもこういう終わり方もアリなのかな。。
ロビン

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