ドルフィンキック

平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊のドルフィンキックのレビュー・感想・評価

3.9
劇場公開時、映画館で観ました。
昭和ライダー15人と平成ライダー15人の戦いを描いた物語。
全編、スピーディー且つ激しいアクション満載、昭和&平成の変身前のライダーを演じた俳優さんの大集合(全員では、ありませんが、出席率は、まあまあだと思います。)などなど見所満載!!!!!
特に、仮面ライダー一号・藤岡弘さんの変身、仮面ライダーX・速水亮さんのセタップ(大変身じゃなくて、セタップなのが渋い。変身ポーズの後の変身の描写が違和感はあるものの、現代風にアレンジされていて、新鮮に感じました。)に感動しました。なので、お祭り映画としては、合格点だと思うのですが・・・。
それから、藤岡弘さん、最近、益々風格が出てきて、スティーヴン・セガールに似て来ましたね(笑)。
本作を観る前から気になっていた、平成ライダーと昭和ライダーは何故戦うんだろう?
戦う理由が無理やりと言うか、こじつけ過ぎて、観ていて、あまり熱くなれませんでした。
そんな理由で戦わなくても・・・。
あと、平成ライダーと昭和ライダーのどちらが最後に勝利するのか?
こちらも、微妙な決着で、う~んって感じでした。
当たり障りのない決着と言うか・・・。
期待していただけに、この二点は、何だか、消化不良でした。
ですが、物語面に関しては、笑いあり、涙あり、感動あり、友情あり、親子愛ありと、色々な要素が詰め込まれた作品で、アクション面に関しては、平成、昭和の仮面ライダー達とショッカー、デストロン、デルザー軍団などの怪人軍団との賑々しく、スピーディーで、激しい肉弾戦満載だったので、とても見応えがありました。
特に、仮面ライダー一号のライダーキック、仮面ライダーストロンガーのエレクトロファイヤーは、現代風にアレンジされていて、スピード感があって、カッコ良かったなあ~。
とにかく、アクションが次から次へと展開が早いので、最後まで、飽きさせませんでしたね。
ラスボスは、仮面ライダーストロンガーに登場したブラックサタン大首領をモチーフにしたものかな?
あと、仮面ライダーの映画で、戦隊ヒーローが登場するのも、お祭り映画だし、沢山のヒーローが登場した方が、画的にも、賑々しくて、盛り上がると思うので、個人的には、有りかなあ~って思います。
色々と突っ込み所はありましたが、総合的には、割と楽しめました。
満足度は、今後の仮面ライダー作品に期待を込めて、甘目で行きます♪