OneEyedJOKER

サイレント・ウォーのOneEyedJOKERのレビュー・感想・評価

サイレント・ウォー(2012年製作の映画)
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香港映画テイストの作品だが、資本はたっぷり中国から出資されているので、筆頭を中国とする中国・香港合作映画。政党絡みの題材なので受け付け難い方もいるかもしれない。映画そのものは、トニー・レオンの演技も良いが、それ以上にジョウ・シュンが一世一代の熱演をしていて、それを見るのも価値がある。この時代(1949年頃)のファッションも似合っていたし、スパイとしての非情な雰囲気も、密かに秘めた恋心の感情表現も良かった。惜しむらくは ラストが急速過ぎてしまっていた感じを受けた所か。だが淡い切なさが残る良作だった。
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