サイレント・ウォーの作品情報・感想・評価 - 3ページ目

「サイレント・ウォー」に投稿された感想・評価

桔梗F

桔梗Fの感想・評価

4.5
中国のベストセラー小説「暗算」を元にしたスパイ映画。

1950年代初頭。中国共産党の地下組織「701部隊」の女スパイの張(ジョウシュン)がスカウトしたのは盲目の男・何兵(トニー)だった。
彼は超人的な聴力でモールス信号を聴き分け、国民党の新たな通信チャンネルを突き止めることに成功。互いの信頼感を高めた張と何兵だったが…

「インファナルアフェア」の監督・脚本・主演が集結!!(゜ロ゜;
香港映画はたまにとんでもない傑作を出しますが、まさにこちらです( ;∀;)b

もちろん「インファナルアフェア」とは設定もジャンルもまったく異なるので、過度の期待は禁物です。 

スパイ映画とは言っても、暗号解読がメインなので、派手なアクションはほんの1、2シーン。

セピア調に色彩を落とした映像で、邦題どおりかなり静かに展開する映画です。 

よって派手映画好きさんにはまったく向きません(^^;

また、状況をセリフによる説明ではほとんどせず、セリフの行間や表情、仕草で理解してと(^^;
他に、戦後の共産党と国民党の対立の時代背景もあった方がいいかも( ;∀;)

傑作なのですが、敷居もちょいと高いかも(^^)

共産党が主人公の映画とはいえ、政治的プロパガンダ臭はほとんどなく、国家のため生死すら明らかにできないスパイの悲哀とトニーレオンと女性二人の三角関係(愛と友情)がメインなので、共産党嫌いの方も安心!?

スリリングな展開が中心ですが、ヒューマンドラマ要素や恋愛パートもあり、シナリオも見事(^-^)

メインは謎の国民党の大物スパイ重慶vsレオン一味の対決ですが、ミステリー要素と潜入活動の緊張感、切なすぎる展開に中盤以降は画面に釘付け!!

ラスト、敵大物スパイとの最終決戦ではゴッドファーザー3へのオマージュか、オペラをBGMに「静から動」への神がかり的演出( ;∀;)
映画史に残るレベル…

また、ラストショットで原題「聽風者」の真の意味がわかります…
その衝撃とカメラワークは余韻がかなり残ります(;o;)

他に、
音楽:神
演技:AA(ジョウ・シュンが天才すぎ!)
エンタメ度 B

というわけで、エンタメ映画ではなく名作を観たい方向けですがお勧め度A!(^o^)
Tiara

Tiaraの感想・評価

4.0
何兵と張の親友以上恋人未満の同志の繋がり
張からのプレゼントを張の弔いに捨てる哀しさ
平和なラスト
ONDEN

ONDENの感想・評価

4.1
ジョウ・シュンの美しさと怜悧さが際立っていた。トニー・レオンのほほえみの演技に見とれてしまう。監督がアラン・マック、フェリックス・チョンのコンビということで濃厚なサスペンスを期待したがどちらかというと悲しいロマンスの要素が強調されている。国防に身を捧げることの悲しみを感じずにはいられないそんな映画。
法一

法一の感想・評価

3.3
 どうにかして色々削ってもっと引き締まったお話にすべきではとも思うのだが、このシックな画調とこのジョウ・シュン(40歳とはたまげたなあ)だけで永遠に見続けられると思ってしまったくらい陶酔的に美しい。ファッション含め美術も超絶好みであり、特に施設のやたら長い階段はナイスアイデアだと思う。

 ラストのクロスカッティングがよくわからん。ベルリーニが流れるなか、ふたつのイベントが同時進行するのだが、それがそんなに効果的とも思われないのに何となくドキドキしてしまって、なんだか誤魔化されたというか騙された感じがする。もっともBGMが止むと同時にドキドキもなくなったので、いわゆるひとつの音楽力だったのでしょう……。
かれん

かれんの感想・評価

4.7
凄く良かった!インファナルアフェアの監督・脚本というのに惹かれて観たけど、わざわざ比べなくても私は凄く良い作品だと思います。この空気感はアジアにしか出せない。最後の場面までずっと惹きつける映画で余韻にもじんわり。音楽も良い。
大半が傍受と暗号解読のシーンで構成されてるので派手さ華やかさはない。
題名通り、戦争、内戦、争い事全般の主役は銃器だけじゃない。
むしろ静かな一室での攻防こそ勝敗を決定的にする。
DK

DKの感想・評価

3.6
期待せずに観た映画でこれはと思わされるものがある。
トニーレオンと周迅という二枚看板もさることながら、とにかく映像内の光の表現が素晴らしい。むしろトニーレオンは盲人の超聴力の持ち主というキャッチーな役どころだけど、殊更にそれが強調されず、淡々とすすんでいく。つまりこれがサイレントウォーなのだ。
その中でも登場人物たちの心の動きは繊細に描かれており、飽きさせることもない。

時代背景は蒋介石が共産党に大陸を追われた後の、共産党の秘密部隊と国民党残党との争いとして描かれている。この時代の香港や上海の町並みも見所。

なかなか良かった!
meran

meranの感想・評価

3.5
1950年代を舞台としたスパイ映画なのでかなり地味な展開でした。

通信傍受と暗号解読。

抜群の聴覚を持った盲目のピアノ調律師を抜擢して情報を収集するのですが、傍受しながら相手をプロファイリングするのが見事。

目が見えるようになってからは聴覚が衰え最悪の結果に(;^_^A

もう少し盛り上がりが欲しかったです。
りん

りんの感想・評価

1.8
スパイ同士の戦い

ほんとにこういう事が行われていると思うと関心する

なかなか普通に見れた…
15.03.18
地味ではあるが、なかなか観せる映画だね〜。目が隠れていても、トニーレオンは色気がある。