こじあき

スイートプールサイドのこじあきのレビュー・感想・評価

スイートプールサイド(2014年製作の映画)
3.7
青春×エロス?官能?
いや、性春?
とてつもない作品でした。
惡の華で有名な押見修造のスイートプールサイドが原作。
原作未読の為、映像にしたからこその良さを出せれているのかはわからないけれど
かなり楽しめた。
毛深いのが悩みの女の子と下の毛を含む体毛が生えないことに悩む男の子が主人公の映画。
毛に悩む男女....。
いやーthe思春期というか青春というか。
年彦がつるつる美肌な為綾子は美肌の秘訣というか年彦に毛を剃ってもらうことになるんだけど
年彦は綾子に片思い中でして
毛剃りで距離を縮めていくのです!
.....まぁ意味わかんないですよね?
僕も意味わかんなかったです。
毛剃りを雑草除去や木の伐採にみたてたシーンに笑わされたと思えば
やたらと毛剃りを官能的に描いていてハァハァしてしまったり。
これは変態な監督が変態に向けた変態コメディだと思い見ていたのですが....違いました。
恋愛に不器用な男の子がもがき苦しみつつも女の子に気持ちを伝えようと成長していく、とても真面目な映画でした。
多分ね、多分なんだけど中高生時代に女の子にぶいぶい言わせてた人はわりかしクスクス笑えるシーンがあったと思うんですよ?
ただあまり異性に対するコミュニケーションがうまくとれない、いわゆるシャイボーイは
うんうん、わかるよー
と共感できるのではないでしょうか?
桐島部活やめるってよでもいえるけど、あの目立たない陰キャラの葛藤が周りに微量ながら影響を与える姿に感動したと思うんですよ。
シャイボーイ達は特に。
恐らく桐島が好きな人にははまるんじゃないかな。
毛にかなり重点置いているのには間違いないけれど、結局は大好きな異性がたまたま毛深かっただけで
好きだから毛を喰ったりしていただけで
毛フェチに向けた変態映画ではないいたって真面目な青春恋愛映画です。
主演や脇を固める人たちが好演だったのも評価高い。
特に須賀健太演じた太田年彦の狂ったキチ◯イな感じは最高。
少しでも引いたらだめ、惹かれていきましょう。
素直な気持ちで見ましょう。