ワルキューリ

ミスターGO!のワルキューリのレビュー・感想・評価

ミスターGO!(2013年製作の映画)
3.3
サーカス団を率いていた祖父を突然の大地震で亡くし、遺された借金を背負った女の子ウェイウェイ。借金取りに追われ隣町に逃げたが取り立ては止まらない。そんな中、彼女が芸を教えていたローランドゴリラが野球の才能があることが知れ渡り、万年最下位のプロ球団ベアーズがスカウトに訪れる。ウェイウェイは借金返済のためゴリラ「ミスターGO」を入団させるが…

「ゴリラが主演の映画」で『キングコング』の次くらいに挙げられるカルト的映画。
ゴリラのCGのナチュラルさはなかなかのもので違和感は全くなし。

韓国映画らしくおバカなようでセンチメンタルな味付けは好みだったけど、ミスターGOの古傷が悪化したとき、ウェイウェイの態度が今までと真逆になってるのが違和感。え、そこでそうなる?って引っかかっちゃうな。

ゴリラがプロ野球に入団するとか普通はありえないけど、人類愛を理由にしたのは『アンドリューNDR114』っぽい。その他は意外に野球のルールから逸脱してないからミスターGOの出番も同点の9回2アウト満塁からだったりするのも細かいけどリアリティがある。ただ最後の最後でそれをふっとばすけどw

マ・ドンソクニキがミスターGOの言葉を理解してたのが一番ウケた。やはり同族はお互いを理解し合うのかなあw