mimicot

ヴィオレッタのmimicotのレビュー・感想・評価

ヴィオレッタ(2011年製作の映画)
-
なんて綺麗な女の子なの...見惚れて少し進んで、巻き戻したほど。
撮影当時10歳の少女です。

ヴィオレッタはただ母親に愛されたかった。その願いと母親の娘への歪んだ愛情が、数十年後この作品で、娘から母親は訴えられることになる。

愛が欲しくて、写真家の母親に言われるがまま官能的なポーズをとるヴィオレッタ。母親はこれを芸術と言うけど、写真集を手に取る人は、芸術としてではない人もいるでしょう。その境界線の難しいものを娘に....?
肌の露出が多い服、赤い口紅にくわえ煙草が様になっていく。。
ヴィオレッタが可哀想。
でも、実は母親も...。歪んでしまう気持ちはわからなくもないけど、娘がお人形ではないことを産まれた瞬間に気づいて欲しかったです。

監督自身の実話と知ると、そこまでの描写は無いまでにしても、演じる子役のことや、子役の母親についても考えてしまいました。...複雑な気持ち。

ゴシックロリータの世界。
mimicot

mimicot