レビュー600本目です。
監督自身の体験を基にした作品。
エバ・イオネスコと言えば『思春の森』でシルビーを演じ、あんなコトやこんなコトで物議を醸した話しが有名だが、この映画ではそこには触れられていない。
この映画では、写真集『エヴァ』に纏る芸術写真家の母と少女モデルの娘との関係を中心に描かれている。
作品的には何処まで事実か解らないし、抽象的観念的なボカされた表現にしているシーンが多々見受けられ、かなり理解し辛い。
ヴィオレッタを演じたアナマリア・バルトロメイが10歳ながら妖艶な少女を表現しているのは凄過ぎる(笑)
それだけで観る価値が有る映画。
少女ヌードモデルの話しだけど、そこから期待する様なシーンは無いからね。
(歳上お姉ちゃんのヌードは有りますが(笑)