超空間コベ

ハーミデーターの超空間コベのレビュー・感想・評価

ハーミデーター(2013年製作の映画)
4.0
ベースは、元ネタの一作目。
ヒロインであるサラが、薄型ノートPCから
SNS発信していた所を見ると、時代設定は
製作時の2010年代そのままだね。

シリーズ中でも、今作は笑える部類。☆(笑)
いつもなら飛ばして観るカラミのシーンだが、
今作においては、興味深い点が幾つか存在する。

まずひとつは、T-800。
文字通りの“SEXマシーン”として、無表情のまま
ダミー・オスカーの如き超高速マシンガンFUCKで
ターゲットを沈めるのか…!?

←…ちょっと違った。(笑)

元ネタ同様、“サラ・コナー”という名の女性を尋ねて回るんだけど、
「お前がサラ・コナーか?」
と確認するや、女性達はみな積極的にカラダを摺り寄せてきて、
否応無しにプレイへと縺れ込むコトになるのです。(笑)

機械であるはずのT-800が、
「うぅっ…!」
と、何かを堪える切ない表情を見せる。
「オゥイァ、オゥイェス…!」
そして…

―――何か出た!!(笑)

…いや、AIが人間性に目覚めるっていうのは
SFでは良くある話で、実際元ネタの2作目も
そんな感じで涙をそそられたものだった。
しかし、あの液体は一体…?☆

そして、カイル・リース。
今作のコイツが、何ともマヌケでして。
自分がジョン・コナーの父親だと“知ってる”彼は、
その“使命”を果たそうと、サラに迫ります。

「未来の全世界の女王になりたければ、ここで脚を開け!」
…ですよ?(笑)
「ハァ…私の相手はジョニー・デップじゃ無かったのね…」
とボヤきつつも、ジョン・コナー製造に協力するサラ。

しかし何を思ったか、引き抜いて膣外射精してしまうカイル!
なぜだ!?オトナの事情ってヤツか?☆(笑)

「何ヤッてんのよ!中で出さなきゃ子供が出来ないじゃない!」
慌てて、外に出したヤツを掬い取って膣内に押し込むカイル。
「ハァ、ハァ、…これで大丈夫だ」
←大丈夫だ、じゃねーよ(笑)

そして最終決戦で、機械のボディを露わにするT-800!
元ネタの一作目がカックカクのストップモーションだったのを思えば、
少々粗いCGでも許せる気がする。

…いや、それよりも…
オリジナルと比べて、“何か”が決定的に違う!!
(笑)

ラストカットのアレは、きっと
『2001年宇宙の旅』
へのオマージュですよね?(笑)
いや、誰がどう見てもそう思うはず。
アレを基にスカイネットが生まれるとなると、
色々と奥深いですなぁ~。☆
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