途中で耐えきれなくなって一度中断。疲れているからかなと思って、翌日に途中から再開。最後はどうやって終わらせるんだろうというのが気になったから、それなりに面白い映画ってことになるかな。
アンドリュー・ニコルは『ロード・オブ・ウォー』や『TIME』なんかの監督さんだったけど、期待してたほどではなかったかもしれない。でも逆にいえば、このニュージランドの監督がじつに善良な人だってことはわかった。
『ロード・オブ・ウォー』で描かれたように、ぼくらの生きている世界は明らかにおかしい。そりゃ、なんとかしたいと思うのが当然。でも、なんとかできるのだろうか?ぼくらはそれほど悲惨な生き物なのだろうか?
『TIME』のふたりのように、たとえ世界が違っても分かり合えるのではないだろうか。それが人間というものであってほしい。そういう願いの延長にこの作品はあるのだろうな。
だから、物語のなかで、侵略者たちがソウルと呼ばれわけだ。今、それが僕らの問題になっているわけだから、今一度人類は、洞窟からやり直さなければならないってことなんだろうな。
まあ未見の『ドローン・オブ・ウォー』に期待ってところかな。