きんゐかうし卿

ザ・ホスト 美しき侵略者のきんゐかうし卿のネタバレレビュー・内容・結末

ザ・ホスト 美しき侵略者(2013年製作の映画)
2.0

このレビューはネタバレを含みます

 

自宅(CS放送)にて鑑賞。S.メイヤーがホラーとラブロマンスの融合に次いで、SFでも試みた三部作の映画化作。奇を衒うでも無く、可も無く、不可も無い出来で、悪く云えば個性が無い。全体に作りが荒く、撮影機材やスタッフと思われる人影等が写り込むシーンが散見出来、興醒めしてしまう。SF的なセオリーや表現等を無視した様な表現もあり、必然性が感じられない。敢えてエイリアンやSFと云った舞台や世界観でなくても(例えば多重人格等の設定で)表現出来得た物語だったと思われる。ラストもお座成りでご都合主義。40/100点。

・銀のメタリック車は、市販されているロータス社製“エヴォーラ”である。

・D.ルーガー が演じた“シーカー(レイシー)”役は、C.デインズ、E.グリーン、H.アトウェルにオファーがあったが、三人共断ったと伝えられる。

・S.ローナンが演じた“メラニー・ストライダー(ワンダラー)”役は、D.アグロンがオーディションを受けた。

・J.コートニー、K.ハリントン、L.ヘムズワース、S.フェルナンデス、W.ベセルは“ジャレド・ハウ”役のオーディションを受けたが、M.アイアンズはその後、役に決まった。

・A.プリュー、D.デハーン、I.サマーホルダー、T.マクドネルは“イアン・オシェイ”役のオーディションを受けたが、本作と同じ原作者の『トワイライト』シリーズ('08~'12)でR.パティンソンが演じた“エドワード・カレン”役のオーディションを受けていたJ.アベルに決まった。

・本作ではノンクレジットだった“ペット(ワンダラー)”役のE.ブラウニングは、本作と同じ原作者の『トワイライト』シリーズ('08~'12)でK.スチュワートが演じた“ベラ・スワン”役に内定していたが、この役を蹴って本作に出た。

・鑑賞日:2016年5月5日