たろさ

バッド・マイロ!のたろさのレビュー・感想・評価

バッド・マイロ!(2013年製作の映画)
4.0
ひどい腹痛に悩まされているダンカン(ケン・マリーノ)は病院に行くと大腸にポリープがあると診断される。医者からストレスを避けるように言われるが、度重なるストレスが彼を襲う。ある日彼の肛門から不思議な生き物が出現して…。


尻から変な生き物が出てきて人を襲う。襲った後はまた尻に帰るというおバカな設定。そのわりには起承転結がしっかりしている。コメディもおもしろかったし、時折入るシリアスもおもしろかった。ダンカンがマイロ(スティーブ・ジシス)と向き合うことで自分自身や親子関係を見つめなおすのもいい。

ストレスはダメだと言われているのに、これでもかとストレスが彼を襲うのはひどすぎて笑った。職場が個室からトイレに移動、同室の同僚(エリック・チャールズ・ニールセン)が無能、上司のフィル(パトリック・ウォーバートン)にリストラを言い渡す仕事を押し付けられる、母親(メアリー・ケイ・プレイス)とその彼氏(クメイル・ナンジアニ)がやたらラブラブでその彼氏に性生活の話をやたらされる、子供がいないので不妊治療の医者(スティーブ・ジシス)を紹介される、しかもそいつが嫌味っぽい。あまりにも多すぎて笑える。

連続殺人事件の被害者全員がダンカンと関係がある人なので疑われるのは必至。
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