現代音楽に対する病的なまでの執着と知識を詰め込みながら現代音楽という難解なジャンルを取り巻く人々の人間模様を描いたコミック&映画『ミュジコフィリア』の作者“さそうあきら”が原作とあらば期待大!
オンボロオーケストラを立て直すという設定とコンダクターとコンマス(コンサートマスター)、コンダクターとオーケストラ団員との確執などを中心に進む話しの目新しさはないし
『この世で1番美しいのは音楽』
という音楽マウントを取るのはどうかとも思うが…
西田敏行氏のコンダクターとしての所作はまるでダメダメだし(『太陽とボレロ』の西本智実さんが凄すぎて…)弦楽器の運指や金管楽器バズィングなどはまずまずか…(こちらはテレビドラマ「リバーサル・オーケストラ」が素晴らしい)
それでも音楽的ウンチクは流石さそうあきら♫原作のコミックを読んでみたい