RDSHB

紙の月のRDSHBのレビュー・感想・評価

紙の月(2014年製作の映画)
3.8
とにかく女性陣が凄い。宮沢りえ、小林聡美はもちろん、大島優子も悪くない。主人公を軸に、天使と悪魔のように他の2人を配置した事で、堕ちていく様がわかりやすくなってる。
クライマックス、ジャスティスであるところの小林聡美と主人公の対峙は流石。2人の別れ際の台詞、演技、演出、全て素晴らしい。同じ監督の前作での、神木東出のラストのクダリも、なかなかシビれたけど、こっちのが上か。
そして、年相応に見える宮沢りえが、この話に、リアリティを出している。こういう、陰のある女優、貴重だと思う。田辺誠一の、悪気なさそうな嫌味な感じに、悪気なさそうなだけに逆らいづらい感じが、緊張感をさらに高めていた。
良作。