RIO

紙の月のRIOのレビュー・感想・評価

紙の月(2014年製作の映画)
3.8
愛されることで生まれてくる欲望
自分の考えて出来ることで役に立てること
私にしか出来ないこと

葉から木洩れる陽の形が季節によって変化するみたいに物の見え方 幸せの形も変転していく

そんな儚いことに最も危険な橋を渡るのにそんなに時間はかからなかった
橋に到達するまでの長い心細さが宮沢りえの今にも消えてしまいそうな笑顔に現れてた

隠せないものが出ちゃってる
何をしているのか途中で分からなかったけど悪い事に突進する時は邪魔な物も苦手な物もなくなって無敵になる

壊れていくんじゃないかという予感
それでも見たかった夢

自分だけの夢なんて虚構
無いものは余りにも脆く崩れていきました
冷たい雨の日の電話BOXが厳しい辛い

石橋蓮司が実は良い人でビックリした カメラのキャップが付いたままでしたけど…
宮沢りえも好きだけど小林聡美も良いな
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