この作品をみて、「好きな映画監督は?」との質問に、迷わず吉田大八監督を挙げられるようになった。
吉田監督の作品は『パーマネント野ばら』、『桐島…』、『美しい星』をみている。
吉田監督は登場人物が持っているイメージをそのまま非現実的な映像にしてぶち込むという演出をする。
僕はその演出が大好きだ。
今作ではそれがないのかなと思ってみていたら最後でそれが炸裂して大満足だった。
映画体験として最高。
抑圧されている人間がはじけちゃう姿を吉田監督の演出でもっとみたい。
他細かい感想
- 高級ホテルでカップラーメンを食べるシーンが最高
僕もお金が無限にあったらこんなことしちゃいそう。とてもリアルを感じた。
- 大島優子のかすれ声が最高
大島優子主演の『ロマンス』もよかった。
- 各所で使われるスローモーションの演出が良い。