ヒゲメン

紙の月のヒゲメンのレビュー・感想・評価

紙の月(2014年製作の映画)
3.9
どうしようもない女と、
どうしようもない男の、
観ていて気分の悪い内容。

それが、美しく演じられていて、
行動や行為は許す事は出来ないが、
文句の言えない完成度の映画に仕上がっている。

ドラマ 黒革の手帳しかり、犯罪を増長させるような作品は、社会に必要なのか? 作品の中で防止、抑制する描き方をするべきではないのか? と表現の自由とモラルについて思う。

実験的な危うさのある作品の成功例と言う印象。