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紙の月のkkaaolinのレビュー・感想・評価

紙の月(2014年製作の映画)
3.8
面白かった!

宮沢りえはまり役だったなぁ。

不自由ではないが
何か足りない 何か自分らしくない
満足できない現状から逃げるように、
結婚生活から、
若い男子大学生へのめり込む。

どんどんハマって静かに
狂っていく姿にヒリヒリする。

お金が行動を狂わせ、
狂った行動が生活を変え、
そして性格まで狂わせる恐ろしさを
感じました。

お金って怖いって一言で終わらせるのはとても浅いけれど、たった1万円から始まっていた横領。

身近なことで、胸がぎゅーっと苦しくなって鳥肌が立ちました。

池松壮亮もよかった!
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