宮沢りえの、目が離せない危うい美しさが、素敵でした。
終わり方が、すこしどろっとした後味を残していきましたが、それもまたこの映画の、不思議な魅力だったかなと思います。
ただ観終わった後の虚無感と…
2015/7/12鑑賞(鑑賞メーターより転載)
若い男の存在がきっかけとなり、手を出してはならない金に手をつけて...一人の女性が人生の坂を転がり落ちるさまが丁寧に描かれた映画だとは思うが、もう一度…
面白い。飽きずにハラハラしながら最後まで見れるし、小林聡美さんがピリッといい味。
「薄幸系女優」といえば木村多江さんが出てくるが、この宮沢りえもかなりの薄幸感。幸が薄いのにめちゃめちゃ美しく、儚い。…
逢瀬に流れる音楽がいい感じに90年代っぽくてよかったなー。
きれいな女優さんが主演だと、役柄でも美人役なのかわからなくなっちゃうことがあるけど、今回は劇中でも「すごいきれいー!」と言われていたし、よ…
このレビューはネタバレを含みます
誰がどう見ても、言い訳のしようもなく主人公の梨花が悪いのだが、観ているうちについ引き込まてしまう。いつばれるとも知れない横領を重ねていくさまに、いつの間にか息苦しいほどに気持ちを共有させられていた。…
>>続きを読む(C)2014「紙の月」製作委員会