ささ

ニンフォマニアック Vol.1のささのレビュー・感想・評価

ニンフォマニアック Vol.1(2013年製作の映画)
3.5
ラースフォントリアーはなんかもう一個見て締めなきゃなと思ってたので最新作のNymph()maniacで!
エロ目的なんかじゃないんだ。そうだ。決して。違うんだ。

Oじゃだめなんだ、()なんだ。
上手いわほんと。

この監督が主題に真っ向から"性"を描かせたらそりゃやばいよ。役者たち、かなり求められてほんと大変だっただろうな…身体張ってるし、それ以上に心張ってるんだろうな…
その辺はドッグヴィル(ドキュメンタリーのほう)も観たいな。

相変わらずのこの静かさがたまらん。この人は本当に"言葉"を知ってる人だと思う。大切にしてる人だと思う。その重みを。
ポツポツと語られる色情狂の半生。
同じく"音"の持つ力もよく知ってるんだろうな。だからこそ静寂の中にあるふとなる音楽が際立つんだろうな。ダンサーインザダークはモロだし、この作品では最後の三重奏のシーン。これはなかなか芸術じゃないか?理解不能の色情狂の世界を音楽とリンクさせて可理解化(造語)してる。

にしても
ここまでヤらせるとは…問題作、その名ばかりじゃないな。
ささ

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