ラース・フォン・トリアーですからいずれ絶対観ようと思いつつここまで引き伸ばしました。
まあ色情狂ですから予想に則って１日7,8本の男根挿入どんとこいとか言ってくれてるのはまあまあ想定内でした。
ラースは女を徹底的にこき下ろす悪趣味があると過去視聴作から仮説立ててた身からすると、ちょっとテーマ的なのは予想と多少ずれたかな。
というのも今回の矛先は女の滑稽さというよりは、愛の愚かさみたいなところにあるように私には映りましてね。
ライフ・イズ・ビューティフルのロベルト・ベニーニと完全180度逆ベクトルですよ。
男根何本狩れるかなゲームin電車でもラストの5ポイント案件は妻との愛を打ち破る尺八でしたから、やっぱり愛に対する皮肉が満載かなと。
つまるところ愛最強説を遺憾無く掲げたライフ・イズ・ビューティフルを絶賛した僕がこの映画を称賛するのは八方美人すぎてまうんや...
濡れ場女優つまり主演も細すぎて個人的滾ってまうは得づらい厳しい状況、でもねR15ではなくガッツリR18やろってくらいには割と性描写露骨です。
なお個人的そそる案件は性描写よりむしろバッハとフィボナッチ数列のあれこれ学問的要素の方だった皮肉よ。
まあラストかなりぶった切って終了でしたしさあ後編へ なんすけど正直後編への期待や観たい欲があんまり湧かねえな〜
乗りかかった船ですし最後まで観ますけどね。
