ニンフォマニアック Vol.1の作品情報・感想・評価

「ニンフォマニアック Vol.1」に投稿された感想・評価

フォントリアーの過去作『キングダム』あたりの軽い感じが楽しい。特にユマ・サーマンが登場する章は劇場全体がドッカンドッカンと揺れるほどの爆笑であった。
『メランコリア』でも、ウド・キアーが登場する場面は完全にギャグとして演出されていたし、『ドッグヴィル』で二コール・キッドマンに括りつけられるドアベルは最狂の冗談であろう。漆黒の鬱映画『ダンサー・イン・ザ・ダーク』だってハイテンポで嫌なことが起こり続ける状況は、コーエン兄弟あたりが作れば素直に笑えるコメディになったに違いない。
フォントリアーの不幸は、ドグマ95あたりで集まった監督や観客が洒落の通じない連中であったことだ。
本作はポルノ作品とされているが、肝心のセックスシーンに艶やかさや劣情を催させる効果は無く、ひたすらに滑稽だ。そもそも。男も女も性器は人体のデザインとして唐突で、どこか滑稽だ。ちんぽこは慌ててとって付けたように突き出しており、まんこは曲線の交差する点にいきなり内臓の入り口が開いている。セックスとなると、その凹凸を合わせてヘコヘコと動かすのだ。
「これって笑えるよね?」
というフォントリアーと観客の間にようやく幸せな共感の橋がかかったような、そんな面白いパート1だった。
早くパート2が見たい!
Hidebou

Hidebouの感想・評価

3.7
知らない人知れた。
見る前は抵抗感あるかなって思ったけど、割とポップに見れた。
はるか

はるかの感想・評価

4.2
釣りの話をしてたら釣りの映像を入れたり、ネコの話をしてたらネコの映像を入れたりする演出が好き。
エロいのにエロくないし、崇高な感じする。
散歩に行ったり押し葉ノート眺めたりするシーン好きだなぁ。

ジェイミーベルどこで出るのかと待ち構えてたんだけど出てきませんでした。vol2観ないとだ。
ひなこ

ひなこの感想・評価

4.5
こういう映画が観たかったんだよ!美しいセックスシーンの連続で語られる1人の女性の半生がとてもよかった。「卵を割らなきゃオムレツは作れない」にはちゃめちゃ共感。父親との距離感が似ていてしんどかったけど目を離せなかった。2も観よ。
『ダンサー・イン・ザ・ダーク』のラース・フォン・トリアー監督作品。
R-18だけど抜けないほうのエロ。
色情狂の女の話。痛々しくすらある。

小説のような静かなオープニングから殴り込まれるメタルロック?みたいな曲も好き。
ミセスHのドロドロ修羅場が一番面白かった。

vol.2へつづく。
ふみ

ふみの感想・評価

3.6
電車でゲームするシーンが1番好きw体張ってるし賭けるものお菓子じゃなくてもっと豪華にすればいいのに(°▽°)笑
勢いは最初が最高潮でそのあとはゆるやかに失速というように感じた。欲に逆らうのは難しい。。
相手に愛情や好意は求めてなくて、ただ自分の欲を満たそうとする所が依存症の人と違うのかな。
パパのシーンはどうすることもできなくて辛かった。
想像よりずっと静かで哲学的だった わたしもあんなおじいさんとゆっくり話がしたい 何を話しても何かに結びつけて美しく解釈してくれるおじいさん "私が言いたいのは、翼があるなら飛べばいい" ユマサーマンのシーンは声だして笑った
さもん

さもんの感想・評価

3.8
チャプターで区切る演出そのものが結構好きなのでこれもかなり好き。

女の本能的な欲望が生み出した性体験をイメージで追いながら、それに付随・補填するように男の異なる体験や記憶された記録などで対比がとられていて飽きない。
チープな映像・くだらない薀蓄が没頭せずに観ている人の目に対しても意識を持っていてよいです。

vol.2 はどんな感じなのかしら
Zuidou

Zuidouの感想・評価

5.0
完っっっっっ璧!!! ありがとうトリアー!! あんたは最高のクソ野郎だ! いつになく荒ぶっちゃったけどこれが落ち着いていられるはずもない。生きててよかったと久しぶりに心の底から思った。石川淳と夢野久作と筒井康隆と太宰治と大槻ケンヂとサリンジャーとコクトーとあともう何かとりあえず全部。今まで愛読してきた作家たちの個人的に好きな部分をそれこそジグソーパズルのように寄せ集めて合体ロボ作ったらこうなる。一分半を超える真っ黒で微かに環境音が聞こえるだけの画面からヨーロピアンな冬の路地裏を経て流血しながら倒れているシャルロット・ゲンズブールが映るとともに鳴り響くラムシュタインのケレン味たっぷりななんちゃってシンフォニックメタル。そこから始まる「幸福」という意味の名を持つセリグマンという初老の男と色情狂の女によるかつてのシュルレアリスム一派がキャフェで交わしたという最高にくだらなくて最高に熱い議論のような否定と肯定の繰り返し。女の話す冒涜的な身の上話をほとんど非難せず、語る先から論理的に肯定していく男。無意識に悲劇のヒロインとして慰めてもらおうとしているのであろう女へ一見すると優しい言葉を投げかけているようで実のところその望みを一ミリたりとも叶えてあげようとしない男の非情さ。やがてこのどこまでも馬鹿馬鹿しいロクでもない内容の会話はどんどん不可思議な神聖さをまとっていく。VOL.2も早く見なければ。
tyapioka

tyapiokaの感想・評価

3.7
記録整理。
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