このレビューはネタバレを含みます
この視点は持ち始めてから、生きやすくなった気がします。
Powers of Ten。直訳で10の累乗数と言う意味です。シカゴ湖畔の公園でピクニックしている光景から始まり、徐々にズームバックしていき宇宙の果まで辿り着くと、ズームに戻っていき人の細胞レベルまで映し出されます。
マクロからミクロまで、10の累乗のスケールで変化する旅の感覚を体験することが出来ます。スケールを変えることで見え方を幅広く捉えることができること、日常生活において、私達が気にしている殆どの悩みは、宇宙レベルで見れば塵のようなものということ。笑
短編映画ですが、様々なスケールのデザインをするイームズならではの、大切な視点に気づかせてくれるオススメの映画です。