こんなに素晴らしい映画ないわ。感服。
人生で行き詰まった時、辛い時、幸せな時、いつでも見返したい最高の映画。
人生とは、の解をくれる。
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ローマで名声とお金を手に入れたが、次作に取り掛かるモチベーションもなく、無駄なパーティーで寂しさを紛らわす日々。
La grande bellezzaを探し求めているが見つからず、周りは死んでゆき、人生の意味を見失い、何を探してきているのかが分からなくなる。
マリアが言う”Rootsが大事”の言葉通り、昔経験したことや、本当に心に響くものが大事だったと気づく。
今はワンナイトしても、その時間がもったいないと思う位に心には響かないのに、昔手が出せなかったトラウマがある女性、その女性のことは一生忘れられない。
もうすでに毎日にla grande bellezzaはあったのに、日々の雑音に埋もれて、それを忘れていた老人の哀愁、それは今を生きる大人なら誰もが共感することなんじゃないかと思う。
オリジンが大事。生きるということは何か。
最後は死、それまでに生がある。
【駄弁・雑音に埋もれる毎日、生とは何かという困惑、虚無感、理不尽さ、哀れな人間】これらは最後には全て埋葬される。
大事なことは、死ぬまでに何かを成し遂げるためではなく、今、何を感じるか。
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パオロソレンティーノ監督が自分にとってのla grande bellezzaを描いた作品がthe hand of godだと思う。そう言う目線で見るとより面白く感じた。
