桔梗F

イン・ザ・ヒーローの桔梗Fのレビュー・感想・評価

イン・ザ・ヒーロー(2014年製作の映画)
3.6
ブルース・リーに憧れ“顔出し”で映画デビューを目指すキャリア25年の熱血ベテランスーツアクター(唐沢)とハリウッドスター(福士蒼汰)を目指す若手新人俳優が、夢を叶えるまでの苦悩と葛藤を笑いと涙で描く。

スタントマンの悲哀といいますか、普段陽の当たらない映画作りの裏方に焦点をあてた映画(*´∀`)

奇しくも、似たような時期に似たような内容の「太秦ライムライト」が出てしまい、いやでも比較される羽目になる(;゜∇゜)

こちらも十分良作エンタメ映画ですが、エンタメに特化したため、「太秦…」のように傑作には昇華できなかった。

映画作りの裏側が見れるので、映画業界に進みたい方には特にオススメ!
「太秦ライムライト」と「蒲田行進曲」はもっとオススメ!!

意外なところで「女優霊」も日活映画のロケやスタジオ撮影が見れるんで価値が高かったりする…

あらすじは、陽の目が当たらない唐沢が大役を入手するまでのサクセスストーリーとクズ野郎だった福士蒼汰くんの役者としての成長物語。

寺島進などがコミックリリーフになり、意地悪役なども登場し、王道展開で進んでいく。

エンタメ映画としては、みんな万事うまくいって終わる万々歳映画なので大合格でしょう。
ただし、娯楽映画止まり…

娯楽映画から名作になるには…

・福士蒼汰くんの兄弟の世話設定や「母を訪ねて三千里」設定はいらない。
おかげで、最重要骨子のスタントマンの悲哀、新人の成長っていう焦点がぼやけた。

・挿入歌がまったく合ってない
好みの問題だが、観てて場面と挿入歌の違和感ありまくり。
あれなら歌詞のないBGMでよい。

・クライマックス、「CGなし、ワイヤーなし、ワンカット4分50秒」で殺陣を撮るのが、最重要命題なのに…

まさかのCGあり(苦笑)、ワイヤーあり(苦笑)、そして、カット割多い( ノД`)

もう観客をなめてるのかと!?(# ̄З ̄)

あと、松方弘樹役の役どころが「太秦ライムライト」とまったく同じなのは吹いた(笑)

ケチはつけましたが、エンタメ映画としては十分です(*´ω`*)