カンパッチー

ニード・フォー・スピードのカンパッチーのレビュー・感想・評価

ニード・フォー・スピード(2014年製作の映画)
3.6
タイトルといいワイルドスピードと比べられがちですが、こちらの方がCGを使ってないので限界ギリギリな迫力感がより強いかなとも思いますし、カーレースな映画ではなくゲームが原作のほぼカーアクションなので観てみると全然印象が違うと思います。

しかし、とてもカーアクションはかっこいいし、主役のアーロン・ポールに華がないと最初は思ってしまいますが、後半はカッコよく見えてきますから、本当に。
なによりヒロインのイモージェン・プーツの可愛さ、地味にダコタ・ジョンソンもチョイ役で出ていたりと今見ると豪華です。ラミ・マレックの文字通りの全裸退社はこの映画の1番の見どころと言っても良いです。プリウスならぬプリけつ!

ただマスタングがなぁ…メインの車だと思っていたのに…。そして、ランボルギーニとパトカーの追っかけっこなんてパトカーが勝てるわけないと分かりきっているので、ドキドキ感がないのも残念。
最後に注釈でこちらはプロのスタントが運転しているので決して危ないので真似しないでくださいと出るけれど、普通にみんなランボルギーニもマスタングも持ってないから真似出来ないよ!と突っ込んでしまいました。

リンキン・パークがラストのカーアクションで流れたりとかっこよかったりと良い所も沢山あったし、このゲームが好きな人や車好きなら楽しめると思います。ストーリーはまぁ…勧善懲悪でわかりやすいかな…